この本の書評を始めるにあたり、全体の構成についてを紹介したいと思います。

本書は、以下の8章構成となっております。

第1章 ドイツがヨーロッパ大陸を牛耳る
第2章 ロシアを見くびってはいけない
第3章 ウクライナと戦争の誘惑
第4章 ユーロを打ち砕くことのできる国、フランス
第5章 オランドよ、さらば!ー銀行に支配されるフランス国家
第6章 ドイツとは何か?
第7章 富裕層に仕える国家
第8章 ユーロが陥落する日

第1章では現在のドイツがいかにヨーロッパ大陸を牛耳っているかという現状を、第2章から第4章では西側諸国によるマスコミ報道では現在すっかり悪者扱いされている、ロシアが果たしている重大な役割についてが語られています。

一方で後半の第5章以降は統一通貨ユーロに関して、フランスが直面している問題点、とりわけフランス国家および銀行家達がドイツの寡頭制金融資本家らによって支配されてしまっている現状や、日本人にはあまり知られていないドイツ人のそもそもの気質、そして統一通貨ユーロがたどるであろう破滅的な結末についてが語られています。

これから開始しますのでよろしくお願いします。

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