月別アーカイブ: 2015年12月
第8章 ユーロが陥落する日 の概要
2015年12月21日 書籍紹介
本書の最終章です。 このインタビューは、2011年11月末に行われたもので、フランス大統領はサルコジが就任しておりました。 しかし、この時点においても第1章で述べられた状況、すなわちドイツが強大化して欧州が不安定化 …
政府債務のデフォルトを宣言したらどうなるか?
2015年12月20日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 政府債務のデフォルトを宣言したらどうなるか? (p195-197) -そうかもしれませんが、「人質」、つまりフランス人の少額預金者やアメリカ人の年金生活者にとっては、そのデフォルトは公然横領 …
政府債務は返済されない-紙幣を増刷するか、デフォルトを宣言するか
2015年12月19日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 政府債務は返済されない-紙幣を増刷するか、デフォルトを宣言するか (p194-195) -ところで、なぜそんなにユーロのことにこだわるのですか? 特にユーロにこだわってはいません。私は …
1930年代の対立が再来!?
2015年12月18日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 1930年代の対立が再来!? (p191-194) -ふざけて、私たちを恐がらせようとしているのですか? 私はふざけてなどいません。だけど、恐がった方がよいと思いますよ。 民主主義的にコ …
ドイツにストップをかけるのがフランスの使命
2015年12月17日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 ドイツにストップをかけるのがフランスの使命 (p189-190) -ドイツの社会経済モデルにフランス側が魅了されるという現象は、ドイツ嫌いの擡頭と対になっていますが…。 反ユダヤ主義と親ユ …
緊縮財政は「間抜け者の保護主義」
2015年12月16日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 緊縮財政は「間抜け者の保護主義」 (p188-189) -景気浮揚策がそんなふうに債権者たる富裕層に有利なら、逆に緊縮策は貧困層に利益をもたらしますか? 確実にいえるのは、たとえばマル …
金持ちたちのケインズ主義
2015年12月15日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 金持ちたちのケインズ主義 (p186-187) -それはあなたのお気に沿うことだったでしょうね。 ところが問題がありました。金持ちたちのケインズ主義だったのです。 景気刺激の財源を貨幣創 …
需要不足を補って破綻したサブプライム・ローン
2015年12月14日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 需要不足を補って破綻したサブプライム・ローン (p185-186) -寡頭支配者たちは他のカテゴリーの者よりも失うものをたくさん持っていますよね。非合理性ですべてを説明できますかね? 社会 …
寡頭制(富裕層)は貴族制とは異なる
2015年12月13日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 寡頭制(富裕層)は貴族制とは異なる (p182-185) -でも税金も、デモクラシーの大事な基礎ですよね。ギリシャで見られるように、それをきちんと納めるのを嫌がる市民でも犠牲者と言えるのでし …
政府債務は富裕層の集金マシーン
2015年12月12日 書籍紹介
第7章 富裕層に仕える国家 政府債務は富裕層の集金マシーン (p180-182) -もし国家が債務を追わなかったら、貧しくなることはなく、負債を返済することで誰かを富裕にするということもないでしょうに。 その考えは完 …